12月シアター
ワンツーワークス   作・演出:古城十忍

『死に顔ピース』
 
2012年 12月 15日(土)14:00・19:00 16日(日)14:00
東区民文化センター・ホール

「ご臨終です……」。
 さぁ、ご遺体と一緒に記念写真を撮りますよ。ハイ、チーズ。
 医療にもっとユーモアを。底抜けに楽しい看護を。
「コスプレ先生」と呼ばれる、ある開業医の、実話から生まれた物語――。

■主催/NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
     財団法人広島市未来都市創造財団 東区民文化センター

■お問い合わせ先/NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
             〒730-0051 広島市中区大手町3-7-3 広島トミタビル1F
             TEL 082-243-1151  FAX 082-243-1152 E-meil : info@kodomo-net.jp

 

 

12月の「死に顔ピース」広島公演。1000人を超えるたくさんの方々にご来場いただきました。
そして4割近い方が、見終わっての感動をアンケートに書いてくださいました。
ほんとうにありがとうございました。

その中のほんの一部ですが、ご紹介します。

■当日アンケートより・・・
  • ほんとうに受けたい医療ってこういうことなんですね。一人ひとりのセリフがやさしくて深い… カンドーでした。舞台としても秀逸です。転換なしストップモーションがすごくインパクトありましたよ。深く心に届いたお芝居でした!ありがとうございました。ゆれ動く心は患者も家族も同じ。ガンが主役ではなく人。ガンもその人の性格や人生の一部。だいじなのはガンじゃなくて人なんですよね。ガンを含めてその人をまるごと受け入れてくれる医と周りの環境選択をだれもできるようになってほしいですね。

  • 家族を重ねながら、又自分自身の看護師という職業を重ねながら考えさせながら見ることができました。現状では自宅でも笑顔で過ごすことはなかなか少ないと思うのですが、この演出を見て、自分も「笑顔」で最後を迎えたいし、またこの職業だからこそできる「笑顔」のお手伝い、家族においても笑顔。しんどい時に周りが笑顔でいてくれたらいーな、そんな思いでした。すてきな演出をありがとうございました。私の周りの人みんなに見てもらいたい作品です。

  • 終末医療を考えさせられる劇でした。でも心のケアより、家庭で看取ることのむずかしさもあり、患者の立場に立っての看護ができないのでは? 6割の人は家で亡くなりたいと思っている現状にどう向き合うか、患者と向き合う医療がどんどん広がればいい。信頼できる先生を持つことの大切さを感じました。

  • 重いテーマを尊厳を失うこともなく表現されていて、観ている側も楽しく、「死を迎える心構え」に関して考えることができました。

  • 病気との戦い方は色々あると思います。患者の願いを聞き最後は家族みんなで笑顔で見送る。とてもあたたかく良い最後でした!

  • 死は誰でもさけられないものです。それを自分の中でどう受容するか、それが必要だと思います。一石を投じてくれた良い芝居でした。おもしろかったです。

  • とても良かったです。時々映像が止まってしまう(写真のように、パントマイムのように)効果が面白かったです。終末期の医療についても「誰もが必ず死ぬ」ことはわかっているけど考えずに済ませたいことに真剣に向かい合うことの大切さを考える機会になりました。ありがとう!

  • とても感動する劇でした。今大学の授業で、このような命についてのことを勉強しているのでとても考えさせられるお話でした。医者は病気を治すことだけではないと本音でいってくれる医者に出会いたいです。また、そのような医者が増えると嬉しいと思いました。家族がガンなどになった時には笑顔で笑えることをたくさんしてあげたいです。

  • 見る前は、この題材をどのように劇にするのだろうと思った。もしかしたら見てからしばらく気が滅入るようなものかもと(そういうう内容ではないと知っていたけど)不安に思いもしましたが、見終えるとそんなことは全然なく、むしろ晴れやかな良い気持ちで思い切り拍手することができて、とても満足しました。一人一人の事情や病院の事情、当人の考え方などを思うと何が正解ということはないかもしれないけど、あんな風に泣いたり笑ったりしながら最期の時を生きられたらと思う。

  • 自分はまだ若いと思い、死というものを考えたこともなかったけれど、いずれ訪れる最後をどのようにすごすか考えようと思った。大変すばらしい演劇でした。音楽も素晴らしかったと思います。

  • 辛かった。本当に見ていて辛かった。でもこれだけ辛いものをこれだけ笑いを交えて、あたたかくやさしく伝えるのはすごいことです。美術も演出も役者さんも素敵でした。ありがとうございました。

  • 自分自身、母をがんで亡くした事もあり、当時の出来事がフラッシュバックしてきて、途中直視することができず、目を閉じてセリフのみを聞くことが精一杯でした。“笑顔”で見送ることができていたらと後悔の思いが強く複雑ですが、素敵な作品でした。

  • 同級生として彼(岡原先生)の活動についての情報には何度となく接していました。今日初めてその本質を理解することができました。


終演後アフタートークセッション

                        NPO法人子どもコミュニティネットひろしま HP トップページへこのページ先頭へ







                                 NPO法人子どもコミュニティネットひろしま HP トップページへこのページ先頭へ

Copyright (C) 2001-2012 子どもコミュニティネットひろしま, All rights reserved

 NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
 〒730-0051広島市中区大手町3-7-3 広島トミタビル1F TEL 082-243-1151 FAX 082-243-1152 E-mail info@kodomo-net.jp  http://www.kodomo-net.jp