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    ハンガリーの小さな人形芝居
    MIKUROPODIUM ミクロポディウム
    STOP! CON ANIMA  レナート・オンドラシュ

    2005年10月山小屋シアターでの公演では、感動と驚きを
    巻き起こしたレナート・オンドラシュによる「ミクロポディウム」
    縁があり、広島での2度目の公演が実現しました。
    小さな人形たちに魂が宿る瞬間にぜひ、出会いに来て下さい。

    2008年3月4日(火)19:30 
    山小屋シアター 
    (西区横川町3-12-3 JR横川駅・広電横川駅下車徒歩2分)

    一般チケット:料金:前売券 2,800円 日券3,000円 全席自由
    チケット取扱:NPO法人子どもコミュニティネットひろしま 〒730-0013 広島市中区八丁堀3-1幟会館2F
           TEL082-511-0004 FAX:082-225-0156 E-mail:info@kodomo-net.jp
    主催:特定非営利活動法人子どもコミュニティネットひろしま

    ユースシアター会員は、「かもめ」との選択。 キッズシアター会員は、「藤咲真介ホルン&ピアノコンサート」。

    ※幼児から大人向け作品『ミクロポディウムと肩掛け人形芝居』公演も同日の18:00からあります。 >>>詳しくはこちら


★★★ 終了しました。ご来場の皆さまありがとうございました。★★★

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  • 今まで見てきた人形芝居の中で一番素敵な芝居でした。様々な解釈・想像ができるようなひと時でした。機会があれば、また見たいと思います。
  • 何回見ても、よいものはよいと思いました。
  • 短い時間でしたが、人形の動きにすいこまれていました。とっても繊細な動きにうっとりでした。
  • たましいを吹き込まれた人形が、自分の意思で動いている感じでとても感動しました。
  • 最後の説明でより深く、人形の動きや想いを知ることができてよかったです。


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MIKROPODIUMとは、マジャール語で小さな舞台のこと。

レナート・オンドラシュ氏の独特な人形と操作法によるひとり人形芝居。
街頭をメインの活動の場とする人形芝居として、1995年に創立。

彼の最初の大きなフェスティバルでの上演は、1995年にハンガリーのブダペストで行われた第17回のUNIMA(ウニマ=国際人形劇連盟)の世界大会であった。その後、ハンガリーでの上演はもとより、世界各国での重ねる

「小さな人形」の可能性を探求するとともに、
ブダペスト国立人形劇場のアンサンブルの一員としても活動を続けている。

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これまでに、1999年、2001年、2003年、2005年、2006年と、5度来日公演を果し、各地で好評を博した。
今回、6度目の来日。広島では、2度目の公演です。。

本公演は、50人限定の特別プログラム。『STOP!』に加え、おとな向け作品、二本のろうそくだけを照明にした『CON ANIMA』を上演します。贅沢なステージとなっております。

 

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セリフは一切なく、クラッシック音楽にのせて、
小さなステージの上で、ユニークな人形たちが、
氏の精緻な人形操作のテクニックによって
可憐に動きます。

    ・ 人魚
    ・ 道化師-手風琴
    ・ 魚
    ・ バレリーナ
    ・ 道化師-傘と皿回し

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CON ANIMAとは、ラテン語で、感情移入。  
約15分という短時間の中に、
凝縮された深い詩想が感じ取れます。

小さな箱庭のような砂地の中で、
人形は何を探し、
何を見つけるのでしょう。

ポーランドのビエスコビアワ国際人形劇フェスティバル芸術監督賞、プラハ国際人形劇フェスティバル最優秀芸術賞を受賞。

※2005年広島公演の様子は、
 
こちらからご覧いただけます。

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僕のお薦め 『
MIKROPODIUM』   人形芝居 燕屋 くすのき燕

 1998年5月、ポーランドのビエスコビアワ国際人形劇フェスティバルの最終日、ストリートでの上演者が一同に会して、街の広場で連続上演をしました。そこでの上演がおわると、最終公演のある市民劇場まで短いパレードをするのです。肩掛け人形芝居『ねずみのすもう』で参加していた僕もその中にいました。少し早くおわった僕は、広場のカフェでビールを飲んでいました。上演が終わった開放感もあり、そこに集まったヨーロッパの人形劇人たちに「この舞台は飛行機にものるぞ!」と僕の「小さな舞台」を自慢していました。そこへ、公演が終わったレナート氏がやってきて、「俺のはもっと小さいぞ」と、すでにパッキングを終えた状態の舞台を見せてくれました。僕は「うーむ」と小さく唸り、「日本に来ない?」と明るく誘ってみました。彼は「機会があれば、行ってみたいなあ」と応えてくれました。

 STOP!は、そのときに上演していた演目です。
 屋内外のあらゆる場所で、上演が可能。小さなステージに登場するシンプルな人形たちは、彼の精緻な人形操作のテクニックによって、生命を与えられます。セリフは一切なし! ひとつひとつの作品は3分から5分程度のものですが、音楽に合わせた動きの中に「詩」がつまっています。
 作品の優れた芸術性は勿論ですが、それとともに素晴らしいのは、彼の観客への謙虚な姿勢です。拍手を受けた時の、彼のはにかんだような照れたような笑顔に、ぜひ出会ってみて下さい。

 CON ANIMAは、「心をこめて」という意味のラテン語。アンダンテ、ダカーポなどと同じように音楽用語として使われる言葉です。その名の通り、これは「緻密な魂の芸術」とでも形容したい作品です。ポーランドのビエスコビアワ国際人形劇フェスティバル芸術監督賞、プラハ国際人形劇フェスティバル最優秀芸術賞などのほか、多くの賞を受けています。50cm×40cmの砂のトレイを舞台に、2本のロウソクを照明として演じられるこの作品は、象徴的なストーリーを持つ、主におとな向きの作品です。砂山からはいだしてくる妖精とも妖怪ともとれる人形は、砂の中に何かを探し、いくつかの物を発見します。(わお。どんな物を見つけるのか、物すごく書きたいけど、あえて書きません。お楽しみに。)それらに与えられた多くにイメージが作品の広がりを与えています。
 イメージで見せるタイプの作品でありながら、単に思わせぶりなだけのものに終わっていないのには、2つの要因があるからだと僕は考えます。ひとつは、レナート氏の超絶技巧。それに支えられた的確な人形は、意味を明快にするともに、名人芸を観るという楽しみさえ与えてくれます。ふたつ目は、無駄のない演出です。人形や発見される物たち。砂やロウソクの火。そして、操作者であるレナート氏。観客が目にする道具立ての全てに意味が与えられています。公演時間は約15分。観客数は最大50名。濃密で贅沢な時間を楽しんでください。 

(2005年公演時のHPより)

 


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